オーストラリアに留学に来て困ったことが、ご飯が全然美味しく炊けないということでした。
こっちに来てすぐに炊飯器を買ったものの、雑味が多すぎて全然おいしくないと思い続けること約一年が経った頃に鍋炊きを試してみたところ、これまでとは比べ物にならないくらいおいしくお米を炊くことができました。
おかげで週7パスタだった生活から脱却することができ、ご飯ものもオーストラリアで楽しむことができるようになりました。
今回は、鍋炊きすると海外でも美味しいご飯が食べれるということについて書いていきます。
オーストラリアのお米
オーストラリアではスーパーに行くと様々な種類のお米を入手することができます。
日本でよく売られているお米に最も近いと言われているのがMedium Grainという品種です。上の写真がそのミディアムグレインのマクロ写真です。粒の形状も見慣れているものに似ていますね。
Woolworthsでは下のような種類のお米が売られています。(ほとんど全てが、Sunriceというメーカーが出しているお米です)
- Basmati Rice(バスマティ)
- Jasmine Rice(ジャスミン)
- Long Grain Rice(ロンググレイン)
- Medium Grain Rice(ミディアムグレイン)
- Brown Rice(ブラウン)
- Koshihikari Sushi Rice(コシヒカリ)
他にもたくさん置いてあります。
一番下のコシヒカリが気になっています。ただ、750gで5ドルという他と比べて遥かに高い値段であるので、まだ試すことができていません。。これが美味しかったら今後困ることになりそうですし、、
(参考: https://www.woolworths.com.au/shop/browse/pantry/pasta-rice-grains/rice)
パッケージはこんな感じです。
このMedium Grainは1kg: $3.2、2kg: $5.0、10kg: $24.0の値段で売られています。
10kgの方は、たまに週替わりのセールで半額になっていることがあるので、値引きされている時がチャンスです。
ただ、歩きで行くとかなり重いので、持って帰るときにに地獄を見ることになります。なので、その日の買い物の量と相談して買うのがベストです。
Sunriceについて知りたい方は、こちらの動画を参照してみてください。
美味しく食べれることに気づいた話
僕がオーストラリアに来た頃は、こっちに住んでもお米が主食になるだろうと思ってPanasonic製の一番安い炊飯器を買いました。(3合炊きで100ドル前後)
普通に美味しく炊けるかなと期待していましたが、その期待は外れ、毎週食べるにはきつい味だなと思うようになりました。
それから10ヶ月ほど美味しいお米を食べることをほぼ断念していましたが、前から耳にしていた「鍋で炊くと美味しいよ」という話を信じて実践してみると、これまでとは比べ物にならないほどふっくらとしていて雑味の少ない炊き立てご飯が食べれることに気づくことができました。
安い炊飯器で炊くと、後味が特に悪かったのが、鍋にするとその悪い後味がほとんど感じられなくなることも気付きました。
おいしくないのはコメのせいだと思い込んでいましたが、実は炊飯器が原因であったようなので、鍋で炊き始めた今は美味しいご飯料理を作って食べることができるようになりました。
次の章ではかなり自己流ですが、僕が色々な炊き方を試した結果、最も安定しておいしく炊けると思った方法を紹介していきます。
鍋を使って米を炊く!
ここでの炊き方は自己流ですが、吹きこぼれの心配がほとんどないので是非真似してみてください。
1. 二合分のお米を用意し、水(温水)で洗う。
なるべく深めの鍋を使うといいと思います。(Woolworthsには湯切りもできる蓋がついた鍋が売られています)
よく洗った後は、1時間ほど温水につけておきます。(冷水がいいという情報を見ましたが、暖かい水に浸けている方がふっくらと炊き上がる気がするので、僕は温水を使っています)
2. 蓋をしたまま沸騰するのを待ち、沸騰したら蓋を外して水分を飛ばす
1時間米を水に浸したあとに、水を切り、米上1cm強くらいまで水を入れます。(2合なら400mlちょっとくらい)
水を入れたら、沸騰するまで蓋をして強火にかけます。沸騰したら強火のまま蓋を外して上の写真くらいの水分量になるまで水を蒸発させます。
間違った方法に聞こえるかもしれませんが、これをすることによって吹きこぼれを防ぐことができます。
だいたい2分くらい火にかけ続けたら写真くらいの水分量になります。
3. 蓋をして11分程弱火にかけ、火を止めて10分程蒸らす
蓋をして弱火に11分程かけるとほぼ炊き上がります。水分量に応じて時間の調整をしてください。蒸気の匂いが香ばしくなったら火を止めるとちょうどいい感じに炊き上がります(火傷注意!)。
その後は10分程放置したら炊き上がりです。
これで美味しいご飯の炊き上がりです!
ちらし寿司の素を混ぜても美味しいですし、(コーンと麺つゆで)炊き込みご飯にしても大満足だと思います。
是非色々と研究してみてください!
おわりに
今回は、オーストラリアでもおいしくご飯を炊き上げる方法を紹介しました。
安い炊飯器を使うなら(高いものは知りません。。)、鍋で炊く方が遥かに上手くご飯を炊くことができます。
なかなかオーストラリアのお米を満足のいく味に炊き上げることができないという方は、この方法を是非試してみてください!
また、これからオーストラリアに留学・移住するという方も、この記事で紹介した方法で炊けば日本で食べるものとそこまで遜色のないご飯が食べれるので安心してください。