ファウンデーションコースでは何を学ぶの?習ったことを振り返ってみる

この記事は前回の続きです。

今回は、僕が約10ヶ月の留学生活を振り返り、ファウンデーションコースを通して

  • 何を学んだか
  • どんな科目があったのか
  • 何が難しかったか

などについて書いていきます。

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科目について

これはかなり学校によりけりだと思いますが、

僕の通っていた学校(Trinity College The University of Melbourne)を例に挙げて、ご紹介していきたいと思います。

学校のホームページがありますので、気になった方は参照してみてください。
https://www.trinity.unimelb.edu.au/

必須科目

  • EAP(English for Academic Purposes)
  • Literature
  • Drama
  • History of Ideas

これらの必須科目の課題は主にエッセイであり、英語で考え、書くというスキルを養うことができました。

英語力の向上が主な目的であると思います。

EAPという科目は、前回の記事で紹介した通り、

アカデミックな英語のスキルを身につけるための勉強をします。

例えば、信頼のできる記事の見つけ方、正しいエッセイの書き方、プレゼンテーションの仕方などです。

ただ、自分が期待していた

「文法を学ぶことができる」

という授業ではなかったので、留学前に英文法等の基礎を固めておくのは必須ですね、、

Literatureという科目では、英語で様々な本を読み、与えられたお題に対してエッセイを書く練習をしました。

この科目は、自分にとって楽しいものでした。

英語の小説を読み、使われている表現技法を分析し、自分のエッセイを組み立てていく過程がとても学びになりました。

授業が始まった初期は、

「自由に思ったことを書いて良い」

と言われたので、どう書けばいいかわからず、戸惑いました。

しかし、先生が自分のライティングを思った以上に評価してくれたことがきっかけに、比較的楽しみながら課題をこなすことができました。

Dramaという科目は、文字通り、演劇の授業です。

日本でも全然やったことがなかったので、新鮮な体験でした。

グループで一から劇を作り上げることは、とてもいい経験になりました。

(英語でセリフを覚えるのって本当に難しい。。。)

ただ、最後の1/4の学期はオンライン授業だったので、大人数で劇を考え、学校のホールで発表することができなかったのは少し残念でした。

History of Ideasという科目は、自分にとって最大の難関でした。

世界史について学ぶのですが、どちらかというと思想史みたいな科目でした。

この科目の課題はエッセイを書くことであり、参考文献をもとに批評をするのですが、先人の思想を分析しながら自分の考えをまとめることが非常に難しく感じました。

結局、卒業の最後の最後まで苦戦し続けることになりました。

選択科目

  • Chemistry
  • Environment, Development and Design (EDD)

10個ほどある選択科目の中から3つを選ぶことができました。

上の2つ以外にも、心理学や経済学などを専攻することが可能でした。

ここでは僕が選んだ2つをご紹介します。

個人的に、一番努力した科目がChemistryです。

いきなり初っ端から未知の化学単語につまづきそうになったのですが、

勉強をし続けたおかげでいい点数をとることができた思い出深い科目でもあります。

化学を英語で勉強することによって、

しっかり勉強すれば、理解ができる

ということに改めて気付くことができました。

EDDではまさに自分の興味分野である環境学についての導入部分を学ぶことができました。

この科目では、

どうしたら環境によく、いかに持続可能な生活を送ることができるのか

という非常に興味深いことを学ぶことができました。

おわりに

個人的な感想が多くなってしまいましたが、

以上が、僕がファウンデーションコースで習った大まかな内容です。

ファウンデーションコースでは大学ほどきっちりと専攻を決めずに自分の興味分野を学べます。

なので、専攻を絞るまでの時間を作ることができ、時間を自分の好きなことを探すために費やすことができます。

これもファウンデーションコースを受ける魅力の一つですね!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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