車で行く!日帰りグランピアンズ国立公園への旅【メルボルンから3時間】

メルボルンCBDから約250km離れたところにあり、雄大な自然が満喫できることで有名なオーストラリア・ビクトリア州のグランピアンズ国立公園(Grandpians National Park)。

先日、車でメルボルンの中心部からその大自然しかない国立公園を目指して日帰り旅行をしてきましたので、その様子を撮った写真を使いながら紹介していきたいと思います。

メルボルン観光を予定されている方や、オーストラリアに住んでいる方の小旅行の参考にもなれば幸いです。

メルボルンの西側の観光地と言ったらグレートオーシャンロードが有名ですが、グランピアンズ国立公園も外せないとっても良い観光スポットなので一度訪れてみる価値は大有りだと思います。

少し長編となってしまいましたが、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。

グランピアンズ国立公園

大まかな経路は下のマップを参考にしてみてください!
(具体的な地図は以下の章で示しているのでグランピアンズに近づいたらそちらを参照ください)

250kmというと東京から名古屋や福島への直線距離と同等なので、往復となるとそれなりの覚悟も必要そうです(笑)。
オーストラリア全体の地図だとほんの少しの距離なので、これこそオーストラリアスケールなのかもしれません。

では早速出発です。
日帰り旅だったので朝の6時半ごろにメルボルンを後にしました。

その日の朝は深い霧が発生していたので、グランピアンズの方は晴れていることを願って出発です。

ドッグランズの方から高速に乗っていきます。
今回はM1→M80→M8→A8→C222を使って向かいました。

日が昇るまで暗かったので全然写真を撮れませんでしたが、M8に乗るとあとはただひたすら真っ直ぐ進んでいくだけです。

とにかく田舎道が続きます。
だけど、日本とは全く異なる風景が楽しむことができる上、少し進むたびに景色が変わるので全然飽きません。

少しだけ道中の景色をお楽しみください。

高速の下側に雲海が現れてちょっと感動です。


オーストラリアは制限速度の取り締まりが厳しいとよく聞くのですが、そもそもの郊外の制限速度が結構早いので守るだけでも結構スリリングだったりします。
ちなみに日本のようにトラックは80km/hに制限されているといったこともなさそうなので、トラックの妨害に遭うこともほとんどありません。むしろ次から次へと抜かされます(笑)。

こんな濃霧にもかかわらずみんなどんどん飛ばしていきます。

霧を抜けると再び青空が広がってきました。
冬のビクトリア州は本当に晴れる日が少ないのでこんな雲ひとつない空に出会えるなんて半分奇跡です。

あと少しで到着です。

Reed Lookout

グランピアンズでもかなり手軽に行くことができ、一面に広がる自然を見ることができるのがこのリード・ルックアウト(Reed Lookout)です。

大きくはありませんが、駐車場も整備されているのでアクセスも比較的良かったです。
この駐車場のちょうど正面にこの景色が広がっていました。

しばらく似たような写真が続きますがご容赦ください(笑)。

The Balconies

ここから少し歩いていくと、ザ・バルコニーズ(The Balconies)に行くことができます。

先ほどのリード・ルックアウトと見える景色はほとんど同じですが、より開けており、こちらの方が障害物が少ないように感じられたので、時間があれば行ってみる価値があると思います。

早速ザ・バルコニーズに向かっていきます。
途中の景色(向かって左側)もとても綺麗でした。

パノラマ写真にしてみました。

この開けているエリアを抜けるとしばらく木々に覆われた道が続きます。

約15分ほど歩くと展望台につきました。

見下ろしてみると道がありそうでしたが、地図を見ても全然どれかはわからない。。。

高所恐怖症だったら怖いほど崖になっています。

この景色に十分満足できたので、次は滝を目指します。

MacKenzie Falls

マッケンジー滝(MacKenzie Falls)には駐車場が完備されており、そこからとにかく降っていくと滝のあるところに行くことができます。
ちなみに駐車場付近には(数少ない貴重な)お手洗いもありました。

道中も圧巻の大自然が眺められたりします。
とにかく緑緑緑緑緑…でした。
夏だったらもっと青々しているのかな〜

階段を下っていくと小さな滝も現れてきました。
日が出てたので寒すぎることもなくてよかった!

マッケンジー滝の横くらいまできました。
岩肌がかなりゴツゴツしていて近くで見るとかなり迫力があります。

一番下から見るとこんな感じ。
見慣れている滝と違って、崖から大きな岩に沿って水が降ってくるような感じでした。

ここから少し険しい道を通って奥にあるもう一つの滝を目指していきます。

Fish Falls

マッケンジー滝から歩いてフィッシュ滝まで向かいます。

どこを切り取っても本当に絶景+大自然。

最初は川に沿って半分整備されている道を通るので、全然問題ありませんが、少しずつ険しくなっていきました。

このような道を抜けると滝の音が聞こえてきました。

この下がちょうど川になっており、滝がたくさんありました。
人もマッケンジー滝より少なかったので、ある意味穴場かもしれません。

また岩の色が違って面白い。

(ちなみに帰りはこっちの岩々を登り続けて帰りました。川も渡ることになるのでおすすめは一切しません笑)

来た道を辿って戻っていきます。

駐車場まで帰る途中でもう一度マッケンジー滝の駐車場の近くの展望台へ。
冬は本当に日が暮れるのが早いので既にちょっと太陽が傾き始めてしまいました。

Pinnacle Lookout

本当はピナクル展望台(Pinnacle Lookout)を目指していましたが、途中で辿る道を間違えたので、反対側の方に来てしまいました。
(黄色い矢印が地面に打ってあるのでそれに従って歩いて行くと展望台の方に行けるはずです)

Wonderland Carparkに車を駐め、グランドキャニオン(Grand Canyon)の方へ歩いていきます。

下の方は景色がまだまだですが、登れば登るほど綺麗になっていきました。

ちなみに地面はこんな感じです。
とにかく今度は岩岩岩岩岩…

多分正規ルートではなかったせいで一部岩登りもありました。(良い経験)

ようやく展望台ではなかったけど、開けた高いところに着きました。

月も出ており、まるでタイムスリップしたかのような景色。
写真では全然伝えきれないほど大迫力の地形でした。

ここは行かないと損!っていうほど見応えありの景色が広がっているので、グランピアンズに行ったらぜひ寄ってみてください。

Splitters Falls

近かったのでスプリッターズ滝(Splitters Falls)も向かってみましたが、どれがその滝なのかイマイチよく分からなかったので道中の写真を貼っておきます。

さいごに

今回は日帰りでメルボルンからグランピアンズ国立公園に行ってきた時のことについて書いてみました。

Reed Lookout・The Balconies・Mackenzie Fallsのどれもがとても良いところでしたので、グランピアンズに行った際はぜひ!

じっくり見て回りたい場合は周辺で宿泊するのがベストだと思います。

帰りにメルボルンのQVにある「博多元助」でラーメンを食べてきました。
ここは餃子が特に美味しい!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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