【本格絶品】生地から作るサクサクアップルパイのレシピ|余ったパイ生地を使った三角アップルパイ

今回も再びオンラインでクッキングレッスンをしてもらえたので、その時作ったアップルパイを作り方を簡単に紹介していこうと思います。

前回はピザを生地から作ったのでその時の記事も是非読んでみてくださいね!
【超本格的】お家で生地からピザ作り!オーブンレンジで焼き上げる絶品ピザの作り方

ピザよりもだいぶ工程が多くて大変だったのですが、その分かなり美味しいアップルパイが作れたので大満足でした。

8時間みっちりと教えてもらったので、重労働でしたがその分ちょっと料理が上手になったはず(笑)。

では早速作り方の紹介です。

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アップルパイの材料と作り方

先にパイ生地を仕込んでいる間にアップルパイには欠かせないアップルフィリングの作り方を先に紹介していきます。

アップルフィリングの下に折り込みパイ生地の作り方の紹介があるのでパイ生地から作る時はそちらを先に参考にしてみてください。

アップルフィリング

  • りんご: 4個
  • グラニュー糖(またはきび砂糖): 70g
  • バター: 30g
  • シナモン: 適量
  • 水: 大さじ2
  • レモン: 適量(ピール or 汁)

結構大量にりんごを使用します。。
紅玉はスーパーで全然売っていないようだったので、ジョナゴールドかサンふじらへんがいいと思います。

自分はレモンを入れ忘れてしまいましたが、レモンがあってもなくての大丈夫な気がしますのでお好みに合わせて入れてください。

残ったアップルフィリングは潰してジャムにするのもいいですね!

フィリングとは何か気になったので調べてみました。
英語ではfill(満たす)を連想できますが、このような説明がありました。

詰め物、中身の意。
パイやロールケーキに詰めたもの、スライスしたスポンジの間に塗ったクリーム類などをいう。

https://www.monteur.co.jp/sweets/glossary/archives/2006/11/post_100.html

今回はりんごがパイの中身になるからアップルフィリングなのですね。

フィリングの作り方

  1. りんごをそれぞれ1/8の大きさにカットする
  1. カットしたりんごが全て入るような大きさの鍋を用意し、バターを入れ中火で温める
    (りんごはまだ入れない)
  2. 入れたバターがとけ、小さな泡が出てきた後加熱し続けると急に香ばしい香りに変わるので、このタイミングで切ったりんごを全て鍋に入れる
  3. りんごに火が入り始めたら2回に分けて半分づつ用意したグラニュー糖(きび砂糖)を満遍なくかける
  4. 少し火を強めて水分を飛ばす
    火にかけすぎるとりんごが溶けてしまうので注意!
  1. 最後にシナモンとレモン(ピール or 汁)を適量入れ、混ぜ合わせたらアップルフィリングの完成です。

折り込みパイ生地

  • 薄力粉: 160g
  • 強力粉: 160g
  • 塩: 8g
  • 冷水: 150g
  • 溶かしバター: 83g
  • 折り込み用バター: 165g

パイ生地は本当に大量にバターを使います。
なので、一箱あたり150gなら2箱以上用意することを忘れないでください!

2つのバターは別々の用途で使うので、それぞれで量っておいてください。
また、溶かしバターはお湯に入れても大丈夫な容器(ガラスやアルミ等)に入れておいておいてください。

パイ生地の作り方

  1. 鍋に少量のお湯を張り、少ない方のバター(溶かしバター: 83g)をお湯が入ってしまわないように鍋に入れ(浮かべ)、バターを溶かす
  2. その間に薄力粉、強力粉、塩をボウルで混ぜ合わせ、冷水を加えてある程度練る
  3. バターもボウルに入れ、生地がまとまるまでこねる
  4. 広げたラップの上に生地を置き、包丁で十字に生地の半分くらいの深さまで切り込みを入れる
  1. 次に多い方のバター(折り込み用バター: 165g)をラップの上に置き、正方形に形を整える
    (生地の中に包み込むので大きくなりすぎないように注意)
    ヘラを使うと楽でした
  1. 生地とバターを別々のラップで包み、それぞれを冷蔵庫(強)で1時間休ませる
  2. 休ませた生地を取り出し、打ち粉(強力粉少々)を引いた台の上に置き、十字の中心から外側に向かって生地を正方形に広げる
  3. 生地の上に冷やしたバターを生地の正方形向きから45°回転させて置き、バターを包み込むように生地を折り返し、合わせ目をつまんでバターが飛び出ないようにしっかりとくっつける(超重要)
  1. バターが飛び出ないように気をつけながら少しずつ生地を長方形に伸ばす
    ピザの時と同様に真ん中から外側の一方向のみに広げる(外から内側にはめん棒を動かさない!)
  1. 長方形に伸ばした後、三つ折りにする(下の図を参考)
    生地を折り込む時ははけ等で粉を払わないと、折った時に生地同士がうまく繋がってくれないので注意が必要だそうです。
  1. 三つ折りした後、生地を90°回し、9.と同様かそれ以上の長さに伸ばす
  1. 長方形に再び伸ばした生地を四つ折りにする(下の図を参考)
    片方は3/4折り、もう片方は1/4折った後、さらに半分に折ったら四つ折りした生地の完成です
  1. 四つ折りした生地をラップで包み再び冷蔵庫で1時間ほど休ませる
  2. 冷やした生地を取り出し、90°回転させた後もう一度長方形に伸ばし三つ折りにし、回転させた後長方形に伸ばし、四つ折りにする(9.〜12.の繰り返し)
  3. これでパイ生地(144層)の完成です

生地とフィリングが完成したのでいよいよ形にしていきます。

ここで一点注意なのですが、生地が暖かくなってしまうとバターが溶け出して生地と一体化してしまうので、この先の工程はなるべく早く行うようにしてください。

四つ折りにした生地を正方形に伸ばし、タルトの型に押し当ててくり抜きます。
くり抜いた後、フォークを使って生地の底まで穴を開けます。
(焼いた時に膨らんでしまうので、縁の部分は特に重点的に)

放射状に切った丸いクッキングシートを生地の上に載せ、その上にタルトストーンを敷き詰めます。

一回目の焼きを入れていきます。

180℃に予熱したオーブンで10分焼きます
(焼き一回目)

焼いている間に一番上に来る網目状の細長い生地を切り出します。
長さがパイの直径よりも長くなっていることを確認しておいてください。
太さはそれぞれ8mmほどがちょうどよかったです。

今回焼いたのはタルト生地なので下の写真のように側面が層のようになっていたら成功だそうです。

下の生地が焼けたらタルトストーンを取り除き、再びオーブンを180℃に予熱しておきます。

そして焼き色がつくまで180℃で15分間焼きます
(焼き二回目)

土台が完成したので、上にアップルフィリングを乗せ(中央が高くなるように)、その上に先ほど切り出した細長い生地を斜め45°くらいで交わるように並べます。

焼いた時に網目状のところが浮いてしまうのを防ぐために端を生地にしっかりとくっつけておくことが大事だそうです。
また、卵液を表面に軽く塗るときれいに仕上がるようです。

ここまで終わったらあとは焼き上げるだけです。

180℃に予熱されたオーブンに入れ、35分から40分程度焼きます
焼き色が足りなければ、190℃か200℃にあげて3分ほど追加加熱してください。
(焼き三回目)

アップルパイの完成

いい感じで焼き色も入り、美味しく出来上がりました。

ポイントを押さえて作ればかなり本格的で美味しいアップルパイになると思うので、是非試してみてくださいね!

三角アップルパイの材料と作り方

アップルパイを作った時に余った生地を使って三角アップルパイも作ったのでそれの紹介もしていきます。

三角アップルパイ

  • 余ったアップルフィリング
  • 余った折り込みパイ生地

パイ生地は丸めてしまわないように注意してください。
層になっているので、混ぜてしまうと台無しになってしまいます。。
ただ、折って再利用するのは大丈夫だそうです。

ここでも使わなかったパイ生地はクッキーの型でくり抜いたり、源氏パイ風なお菓子に使うことができますよ。

三角アップルパイの作り方

  1. パイ生地を正方形に切り出す
  2. 生地の対角線の半分側にアップルフィリングを乗せる
  1. 折る方に三本程度スリットを入れる
  2. 生地を二つ折りにし、アップルフィリングを包み込み、端をしっかりとくっつける
  3. 合わせた端をフォークで押し当てる
  4. 表面に卵液を薄く塗る
  1. 190℃で予熱したオーブンで10分程度焼き上げる
    焼き色が足りなければ200℃で2分程度で追加加熱する

三角アップルパイの完成

軽くてサクサクな三角アップルパイができました。

アップルパイを作った時に生地が余ったら是非作ってみてください!

パイ生地に砂糖をまぶして型でくりぬけばパイクッキーや源氏パイも作ることができるのでいろいろアレンジしてみても楽しいと思います。

先生のインスタの投稿です。今回もありがとー!
さらに一品(シブースト)を作っていました。上のプリンみたいなのが特に美味しそう!
本当に流石です(笑)

それでは!

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