オーストラリアのメルボルンには、綺麗な夕焼けを見ることができるセントキルダビーチ(St Kilda Beach)があります。
市内からトラム一本で気軽に行くことができる、アクセスがとても良いビーチがセントキルダビーチなのです。
メルボルン観光の定番の場所であり、ペンギンや綺麗な夕焼けを見ることができるスポットでもあります。
今回はそんな、メルボルンに来たら絶対に行っておきたいセントキルダのビーチを紹介していきます。
St Kilda Beach
アクセス
セントキルダビーチはメルボルンのCBDの南側にあります。
セントキルダには、派手な見た目が特徴のレトロな遊園地のルナパーク(Luna Park)や、ペンギンを見ることができる桟橋(St Kilda Pier)があります。
夕焼けを見ることができるのも、そこの桟橋です。(地図のビーチから西に伸びている歩行者専用道路です)
桟橋を進んでいくと、ポツンと建物を建っており、そこを右に曲がっていくと夜になるとペンギンが帰ってくる石垣があり、上側の通路の海側で夕焼けを見ることができます。(ペンギンを見れるのは日没後です)
セントキルダビーチはCBDから7キロほど離れているので、トラムを使う必要はあると思います。3/3a・16番のトラムがスワンストンストリート(Swanston Street)を通っており、そのままセントキルダに行くのでこれに乗ると良いと思います。降りる駅は The Esplanade – Stop 136 が桟橋に近くて便利です。
Melbourne Central から The Esplanade までの経路は下に地図を貼っておきます。フリートラムゾーンを出るので Myki の準備もお忘れなく!
メルボルンのCBDの西側にある巨大な駅である、サザンクロスステーション(Southern Cross Station)からならば、トラム96番に乗ってビーチに行くことができます。
Let’s have a look!
ルナパーク周辺からはこのような景色を見ることができます。ここを降りていくと、ビーチに着くことができます。
晴れの日は、大空と広大な海の両方を見ることができるので、リフレッシュにも最適です。
特に夏は、ビーチの砂浜に多くの地元の人や観光客が訪れていており、たくさんの人で賑わっています。
この写真の右側に進んだところが、桟橋になっており、その周辺にはカフェなど、飲食ができる場所もあります。早く着き過ぎたら夕方になるまでそこで時間を潰しても良いと思いますよ!
美味しい晩ご飯を食べるような場所は少ない印象なので、CBDのほうに戻って食べる方がいいと思います。夏ならば、日が沈む時間が遅いので、ビーチに行く前に夜ご飯をすましておくのもアリです。
St Kilda Pier へ!
桟橋を進んで行きましょう。
ウィンドサーフィンを楽しんでいる人も結構多かったです。海上を飛んでいる姿は圧巻です!「すげー」と思わされるような技を披露(?)しており、巧みなスキルで風に乗っている姿がかっこいいです。
桟橋を進んで行き、右手側を見るとCBDに立っている高層ビルを見つけることができます。
大都市になっているのはすごく狭い範囲であり、数キロ離れるだけで田舎の風景を楽しんだり、ビーチで楽しんだりすることができるのは、広い面積を誇るオーストラリアならではの特徴ですね!日本では東京は巨大都市過ぎてなかなかここまで手軽に自然のある海にはいくことはできないでしょう。。メルボルンにいるうちにぜひこの不思議な感覚を味わってみてください。
桟橋の右手側を見ると、このような景色を見ることができます。ヨットもたくさん停泊しており、写真映えしそうな景色を見ることもできます。雲がある日だと、より雲が夕方の色に染まって綺麗ですよ。
桟橋では釣りをしている人も高確率でいます。本当にここで釣れるのかな?僕にはわかりません。。
そのまま桟橋を進んでいくと、ポツンと建物がありますので、そこを右側に進んでいくと防波堤的なところがあります。
そこにペンギンを見にくる人がかなり多いと思うのですが、夕陽が一番綺麗に見えるのはちょうど上と下の通路を繋ぐ階段があるところ周辺なので、初めはそこで待機しているのがベストです。
一眼レフを三脚に乗せてタイムラプスなどの写真を撮るのも楽しいです。明暗さが大きいので、後でHDR合成ができるように明るい写真と暗い写真の両方を撮っておくと綺麗な写真を作ることができると思います。ただ、波が強いので、一眼レフなどの防水でないカメラを持っている人は波しぶきに注意です。
日が沈む様子を撮ってみました。
下の写真は別の日に撮った写真ですが、太陽が完全に沈む直前の海の景色もなんか幻想的です。
上の空が青い写真と、下の日没直後の写真の二枚が特に気に入っています。
日が沈み始めたころから続々とペンギン達が岸に帰ってきます。陸にも上がってくるので近くで見ることもできますよ。このことについては次回の記事で!
夕焼けとペンギン達を見にいく時期は、冬(6~8月)以外を強くお勧めします。冬は寒過ぎます。。
夏は日が沈むのが結構遅い時間帯なので、春や秋が一番いいような気がします。ただ、夏の時期ならば、南半球ならではの正座(サザンクロスなど)も見つけることができます。
手持ちですが、サザンクロスを撮影してみました。(合ってるかな?間違っていたらすみません。。)
ぜひ海だけではなく空も観察してみてください!
ペンギン達も見終わったら辿って来た桟橋を戻っていきましょう。トラムの駅も歩いてすぐであり、行きと同様、乗換いらずでCBDに戻ることができます。
日没後の桟橋とそこからの景色も綺麗ですよ。
おわりに
今回はメルボルンの中心街から気軽に見に行くことができる、セントキルダビーチから見る美しい夕焼けを紹介しました。
今のところ、ここから見る日の入が一番綺麗だと思っています。市内とは違い、遮るものが全くなく、広がる地平線に太陽が沈み切るまで見ることができるのはなかなか貴重なことだと思います。
海の音でリラックスしたい方や、ビーチが好きだという方には特におすすめしたい場所です。
メルボルンに来たら、是非一度行ってみてください。最高の時間を過ごせますよ!
次回はセントキルダビーチのペンギン達について書いていこうと思います。